最近読んだ本
いしいしんじ:1966年大阪生まれ。京都大学文学部仏学科卒。現在、三浦半島の三崎と信州の松本在住。出版社勤務を経て、2000年、初の長篇小説「ぶらんこ乗り」(理論社)を上梓。2003年、「麦ふみクーツェ」で第十八回坪田譲治文学賞受賞。主な著作は、小説に「トリツカレ男」(ビリケン出版)「プラネタリウムのふたご」(講談社)「絵描きの植田さん」(ポプラ社)「白の鳥と黒の鳥」(角川書店)「ポーの話」(新潮社)「雪屋のロッスさん」(メディアファクトリー)、エッセーに「グレートピープル。ストレンジ。」(日之出出版)、対談集に「その辺の問題」(中島らも共著・角川書店)「人生を救え!」(町田康と共著・毎日新聞社)など。
町田康:1962年大阪生まれ。81年、バンド「INU」でアルバム「メシ喰うな」(徳間ジャパン)発表。82年、映画「爆裂都市 BURST CITY」(石井聰互監督)に出演。92年、詩集「供花」(恩潮社)。97年、小説集「くっすん大黒」(文藝春秋)でBunkamuraドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞受賞。2000年「きれぎれ」(文芸春秋)で第一二三回芥川賞受賞。2001年、詩集「土間の四十八滝」(メディアファクトリー)で第九回萩原朔太郎賞受賞。2002年、「権現の踊り子」(講談社)で第二十八回川端康成賞を受賞。2005年、「告白」(中央公論社)で、第四十一回谷崎潤一郎賞受賞。主な著作は、小説に「夫婦茶碗」(新潮社)「屈辱ポンチ」(文藝春秋)「パンク侍、切られて候」(マガジンハウス)「浄土」(講談社)、エッセーに「つるつるの壺」(講談社)「耳そぎ饅頭」(マガジンハウス)「猫にかまけて」(講談社)、対談集に「人生を救え!」(いしいしんじと共著・毎日新聞社)など。
最近、休日に自宅付近の図書館で本を物色していたら、この本を見つけ、かなり前からの町田康さんのファンである私としては、読まずにはいられませんでした。
この「人生を歩け!」という本、いしいさんと町田さんが人生について自分の価値観に基づいて対談している本なのですが、住んでいた街を歩きながらだったり、店でお酒を飲みながらだったり、移動の電車の中でだったりと三日間に渡って行った対談の内容が書かれています。
二人の考えや思考が、かなり独特といいますか、いしい・町田ワールドをご存じない、お二人の著作を読まれた事のない方には正直そこまでおもしろくはないかもしれませんが、お二人の(私個人的には町田さんの)人生や仕事における考えなどを垣間見ることができ、非常に面白かったです。
そして、実際に読んでいて笑ってしまうほどお二人のぶっとんだ話は、かなり気楽に、肩肘張らずに読むことができました。
今回、紹介した本はもともと「人生を救え!」という同じ作家二人による対談集の続編的なものらしいので、そちらも読んでみたいと思いました。




